おせちーず– Author –
大学講師兼投資ライター
システムエンジニア->証券アナリスト->地方公務員->セミリタイアな中小企業の嘱託研究員->大学講師
CFP、FP1級、日本証券アナリスト協会認定証券アナリスト保有。
TOEIC950。MBA取得済。投資歴31年余り。
システムエンジニア時代に投信売買システム、生命保険契約管理システムに携わり、それらのしくみにも精通。
趣味はサッカー観戦(川崎Fサポ)、旅、読書、野菜栽培、フラワーアレンジメント。
がんサバイバーでもある。
-
インバース型ETFと騰落レシオを用いた投資戦略検証
騰落レシオとは1日の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って百分率にしたもので、相場の過熱感を測る指標です。銘柄ごとに、いくら上昇したか下落したかは問いません。0.5円でも上昇すれば値上がり銘柄となりますし、逆も同様です。 1日のデータだけでは... おせちーず -
東証スタンダード市場を考察
筆者の投資ポリシーの一つは日本株であれ米国株であれ「原則として中小型株に手を出さない」ことです。 理由はシンプルで、概して言えば大型株の方がパフォーマンスがいいからです。 こちらはTOPIX、東証スタンダード指数、東証グロース指数の2年の推移で... おせちーず -
iDeCoの拠出再開手続き手順
私事ですが、5年ほど運用指図者であったiDeCoへの拠出を再開することにしました。 私とiDeCoとの付き合いは、まだiDeCoという愛称がなかったころにスタートしています。少し振り返らせてください。 2000年に30歳で転職で入社した企業には退職金制度があり... おせちーず -
迫ってきた「時価総額40億円」期限
約2年前、近い将来を見据えて保有方針を検討すべき日本株(2)で、2022年4月に実施された東証の市場再編により、各市場の上場維持基準も見直されたことに触れています。 https://bfp-investmentlabo.com/2023/04/08/kiso0037/ この記事ではグロース市場に... おせちーず -
政策保有株にフォーカスをあてたアクティブETFを考察
2023年以降、筆者が日本株市場の一つのテーマになっていると考えていることが「政策保有株削減」です。株式の売り出しがしばしば公表されますが、その理由の多くは政策保有している主体が保有する株式の売却です。 政策保有株とは企業が純粋な投資ではなく... おせちーず -
インデックス連動資金の東京メトロ買いスケジュール
東京地下鉄(東プ:9023)が2024年10月23日に東証プライム市場に新規上場しました。社名としては「東京メトロ」の方が通りがいいように感じますので、この記事では「東京メトロ」と呼ぶことにします。 東京メトロのIPO(Initial Public Offering)は大型で、... おせちーず -
改めて計画を立てたい学費の準備
筆者は2024年春から大学の教員を本業としています。 大学教員といえども、教育と研究にだけ従事していられるわけではありません。 例えば、「入試」はおそらく多くの大学で多くの教員が在籍中に何らかの役割を担うと思います。 【「入試」が多い】 多くの... おせちーず -
株式分割はリターンを左右するのか
2023年から相次いでいるのが日本株の株式分割です。 2024年にルールを変えてスタートしたNISA制度にはつみたて投資枠と成長投資枠があり、成長投資枠は投資できる金融商品の対象が広いです。日本株であれば普通株は整理・監理銘柄以外はNISAの成長投資枠で... おせちーず -
TOPIXの姿が変わる
日本株の株式指数と言えば、日経平均株価を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、資産運用の世界ではTOPIXの方がポピュラーです。日本株運用のベンチマークにされていることが多いです。 そのTOPIXは2022年4月に実施された東証の市場再編に伴い、現在も... おせちーず -
相次ぐ政策保有株式売却後の未来予想
筆者の前回の記事で、相次いで公表されている政策保有株式の売却は個人投資家にとっての「情報非対称」が存在していることに触れました。 さて、TOPIXが34年ぶりに高値を更新するなど、思いのほか元気な日本株市場は政策保有株式を削減したい株主には追い... おせちーず