投資の基礎– category –
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グロース指数とバリュー指数の動きを振り返り、今後の物色を予想
株式相場を見る上で、どのような銘柄が物色されているのかを知るには、様々な株価指数を見る必要があります。JPX日本取引所グループは、多くの株価指数を日々公表しています。 各株価指数を見ることによって、同じような分類の銘柄が上昇しているのか... -
迫ってきた「時価総額40億円」期限
約2年前、近い将来を見据えて保有方針を検討すべき日本株(2)で、2022年4月に実施された東証の市場再編により、各市場の上場維持基準も見直されたことに触れています。 https://bfp-investmentlabo.com/2023/04/08/kiso0037/ この記事ではグロース市場に... -
損益通算という甘い罠 – 塩漬け株に縛られない投資戦略のすすめ
投資家が買付注文を出すとき、誰もが値上がりを期待しています。 「〇〇ブームで業績が伸びそうだ」 「新事業への参入で増収が期待できる」 こうした期待を胸に購入した株式が、予想に反して下落してしまったとき、「塩漬けにして損益通算に使おう」こんな... -
日経平均株価の動きを振り返り、2025年前半を予想
日経平均株価は、2024年7月11日に史上最高値を更新しましたが、一時海外株とともに急落する場面があり、その後は一定範囲内での推移(もちあい相場)が続いてきました(2025年1月9日執筆時点)。今回は、日経平均株価を取り巻く環境、およびこれまでの日経... -
【新NISA】年初一括投資より月30万円のつみたて投資が勝る理由
「インデックス投資は年初に一括投資した方が得ですよ!」 新NISAが始まって2年目の2025年。投資系のSNSをチェックしていると、こんな情報が頻繁に目につきます。 こんな情報を信じて、せっかくのつみたて投資設定を変更しようとしていませんか? 確かに数... -
政策保有株にフォーカスをあてたアクティブETFを考察
2023年以降、筆者が日本株市場の一つのテーマになっていると考えていることが「政策保有株削減」です。株式の売り出しがしばしば公表されますが、その理由の多くは政策保有している主体が保有する株式の売却です。 政策保有株とは企業が純粋な投資ではなく... -
ドル円相場の動きを振り返り、2025年前半の動きを予想
ここ数年のドル円相場は、おおむねドル高円安が続いて来ましたが、2024年は複雑な動きであったと言えそうです。重要イベント(日本の衆議院選挙、米国大統領選挙)を通過し、明確な方向性は見られなくなりました。今後のドル円相場は、トランプ次期大統領... -
定率売却の罠!老後資金を危険に晒す間違った投資信託の取り崩し方
老後は新NISAで増やした投資信託を毎年4%ずつ取り崩して生活する。 こんな通称4%ルールで老後プランを立てている方はいませんか? 残念ながらその計画は途中で破綻する可能性が高いです。 今回は老後の資産取り崩し手法として有名な『定率売却』がもつ致... -
米長期金利の動きを振り返り、2025年の動きを予想
世界のあらゆる市場の中で、米国の長期金利市場は世界の多くの投資家に注目されています。米国の10年債利回り(長期金利)は、2023年に約17年ぶりの水準に上昇しました。2024年はFRB(連邦準備理事会)による利下げが行われましたが、それほど大きく低... -
老後はアッパーマス層でも安心できない!株価暴落と年金減額に備える投資戦略
資産3,000万円超のアッパーマス層に到達すると「年金のほかに年4%ずつ取り崩せば老後は安泰だ」と考え始める方がいるかもしれません。 しかし、投資に頼った老後生活は株価暴落が起きると一気に破綻する危険を伴います。 老後を安心して送るために大切な...