20代は将来のための貯蓄を始める大切な時期で、お金の使い方や未来について考える必要があります。
20代でのお金の目標は様々ですが、まずは自分の将来のための貯蓄が大切です。
編集注意
「貯金」と「節約」は、目的ではなく手段です。ここでためたお金を「何に使うのか」が大切です！！
緊急時の出費や予期せぬ出来事に対応するための貯金は、安心して生活するために必要なものですし、人生の選択肢を増やせます。
20代のうちにできるだけ多くの経験を積んだり、自己投資も重要ですが、同時に貯金習慣をつけることが重要でしょう。
20代の給与はまだ安定していないことが多いため、浪費してしまいがちですが、お金の使い方を知っておくことが重要です。
今回は固定費の管理方法、自己投資の重要性、貯金習慣の重要性などについて解説します。
20代で知っておくべきお金の使い方とは？
固定費の管理方法や目安
固定費は生活必需品や光熱費、住居費などの支出です。
固定費をうまく管理すれば、生活の安定感も得られますし貯金も楽にできます。
手取り月収の45％以下に抑えるように心がけましょう。
以下の割り当てが推奨されています。
- 家賃は手取り月収の約25％
- 食費は手取り月収の約15％
- 保険や積立貯金は手取り月収の約10％
固定費は半年に1回など定期的に見直していきましょう。
自己投資の管理方法
20代は自己投資へお金を使う最も大切な時期です。
未来の収入や環境が変わる可能性もあるので、自分の未来のために投資する心がけが必要でしょう。
20代〜40代が実際に自己投資のために使った金額は以下のような結果となっています。
自己投資している人の月の投資費用は、月2,000円〜10,000円が多い印象です。
近年ではYouTubeでも質の良い情報が得られるので、うまく活用しながら自己投資しましょう。
貯金習慣の重要性
20代で貯金習慣を作ることで30代や40代になって結婚した時も困りません。
貯金習慣があればまとまったお金が作れるので、選択肢が増えます。
転職して収入が落ちたとしても生活できますし、自分のやりたいお仕事で起業も可能です。
お金を貯めて選択肢を増やせるということを意識しておきましょう。
1000万円の貯蓄を目指すための５つの生活習慣
毎月の先取り貯金を心がける
先取り貯金は収入から先に決めた金額を天引きして貯金に回すことです。
収入額の1割〜3割程度を目安にしましょう。
先取り貯金すれば貯めるのが苦手な人も続けやすいのでおすすめです。
固定費の見直し
1000万円の貯蓄を目指すためには固定費の見直しも重要です。
固定費は家賃や保険料だけでなく、通信費なども含まれます。
固定費は1回見直しておくと効果が目に見えて現れるため最初に見直した方が良いでしょう。
インターネットや携帯電話の契約料金は競合他社のプランと比較して、より安くなるように見直しができます。
月3,000円の節約で年間36,000円、10年たつと360,000円になります。
若い20代のうちに見直しておけば30代には貯金習慣がついているため困らないでしょう。
投資・浪費・消費か考えて物を買う
物を買うときに投資・浪費・消費か考えて買う習慣をつければ無駄なお金を使わずに済みます。
ギャンブルや衝動買い、無駄な付き合いで使うのは浪費です。
洋服やバッグなどもお店で見てすぐに買ってしまい使わなかったという人もいるでしょう。
自分が成長できる物や仕事や未来の自分に近づけるお金の使い方が大切です。
知識をつけたり、経験を増やすなど自己投資になる物を買いましょう。
ただし、セミナーや自己啓発本などは投資になりますが、得た知識を使わなければ浪費になってしまいます。
かけたお金以上のメリットやお金が得られるものに投資しましょう。
自己投資で貯蓄を増やす
20代は未来のために自己投資が必要な時期です。
資格試験の勉強や外国語学習にお金を使うことで、将来の収入を増やせます。
自己啓発のためにセミナーや講座に参加すれば新しい人脈も築けるでしょう。
新しいスキルや知識を身につけていけば、将来の仕事や収入の幅を広げられます。
貯金も大切ですが、未来の自分に投資する考えも必要です。仕事での収入がアップすれば貯金も増えるので効率が良いでしょう。
余剰資金で積立投資を始める
生活費半年分くらいの貯蓄が貯まったら、余剰資金で積立投資なども検討しましょう。
投資は増えるばかりではありませんし、減るリスクもあります。
少ない金額では結果が出ない可能性もあるので注意しましょう。
長期運用を心がけて小さな額からでも始めていけば、30代や40代になった頃に周りと差が出てくるでしょう。
20代のお金の管理で大切なこと
今回は20代で大切なお金の管理で大切なことは以下の通りです。
- 固定費は手取り月収の45％以下に抑える
- 月に5,000円〜10,000円程度でも良いので自己投資する
- 物を買う時は投資・浪費・消費で考えて未来に繋がる使い方をする
- 生活費半年分を貯めたら積立投資なども検討する
20代で貯金習慣や投資家マインドを身につけておけば30代や40代でも困りません。
未来の自分のためにお金に対しての考え方や習慣を見直しましょう。
