投資の基礎– category –
-
NISA新制度を翌年に控えた今こそNISAをはじめる理由
2024年からNISA(少額投資非課税制度)が開始します。非課税投資枠の大幅な拡大と制度の恒久化が予定されており、利用している投資家にとっては大きなニュースです。現時点でNISAに取り組んでいない投資家の方のなかには、新制度が始まってから開始しよう... -
野球選手の年俸から考える税制度
とある野球のコミックで「マウンドにはゼニが落ちている」というという名文句がありました。野球に限らず、入団時に年収200万円だった選手が光を掴み、数億円の選手に成長するという成功譚が報じられます。ところで5億円の年俸になった選手は実際のところ... -
公的年金制度を民間保険料で加入した時の考察
2023年1月、今年も各所で成人式が行われました。新成人の不安は何か?と聞いたとき、多く聞かれるのは「自分は公的年金を貰えるのか」という疑問です。それもそのはずで、世間には20歳から60年間にかけて40年も納め続ける年金を受け取れないかもしれない、... -
今年、値嵩株の株式分割が多くなる?
【あの銘柄もすでに】 トヨタ自動車(7203)、任天堂(7974)、ファーストリテイリング(9983)、オリエンタルランド(4661)に共通する事柄があります。 2021年~2022年に株式分割を発表した大型株であるということです。 ちなみに筆者が言う大型株とは下... -
居住用不動産の早期終活について
負動産という当て字を知っているでしょうか。損失が生じた投資用ではありません。ライフプランの組み立てが微妙に狂ったことにより、家族のあいだで手に余った自宅や土地などを指します。放っておけば固定資産税や都市計画税の負担義務だけが残るだけの資... -
教育費用の変動性を無くすにはどうするか
ライフプランは見通しが大切です。家計の計画において頻出するライフプラン表は、現時点以降20年近くの収入見込みから毎月の支出、住宅購入などの支出、果ては年金見込みに至るまで、顕在化している数値を入れ込んでいきます。その時に課題になるのが、目... -
お金持ちになるための、FPの使い方
本日は「運用特化FP」として活動している立場から回答し、FPを活用してお金持ちになるための方法と考え方をお伝えします。 「お金の専門家」というのは簡単だけど、いったい何をどのように相談すればいいのか? FP(ファイナンシャルプランナー)というの... -
祖父母からのお金を、いかに高く受け取るか。暦年課税と贈与非課税制度のこれから
自分たちのためにお金を使いたいという願望は、年齢により変わるのでしょうか。統計では年齢を重ねると、何かあったときに備えお金を貯める傾向が強くなります。もちろん高齢者層がお金を貯め過ぎれば現役世代へ流動する現預金も増えません。そこで国が期... -
iDeCoの思わぬ落とし穴
【知人から受けた相談】 先日、知人に「相談したいことがある」と言われました。 4年ぐらい前からiDeCoを始めたそうなのですが、国民年金基金連合会から届いた「小規模企業共済等掛金払込証明書」には、今年分について2月までの2か月分しか拠出の履歴が... -
日本の「FP」はなぜ中立になれないのか
日本にはお金を収受して悩み事や課題を相談する文化が定着していません。「水と安全はタダ」と言われ久しいですが、筆者はここに「お金の相談」も含まれると考えています。金融機関や税理士などの士業はお金にまつわる相談をお受けしますが、それは自身の...