記事一覧
-
相次ぐ政策保有株式売却後の未来予想
筆者の前回の記事で、相次いで公表されている政策保有株式の売却は個人投資家にとっての「情報非対称」が存在していることに触れました。 さて、TOPIXが34年ぶりに高値を更新するなど、思いのほか元気な日本株市場は政策保有株式を削減したい株主には追い... -
環境変化の中でも底堅さが期待できる金相場・銀相場
NYダウをはじめ世界の株式市場は、7月後半に調整する場面がありました(2024年8月1日執筆時点)。今回は、この背景についてまず採り挙げました。 世界の株価指数が調整する中で堅調に推移したのは「金」相場でした。今回は、NYダウに連動しない傾向が... -
【2024年版】貴金属価格高騰!売るべき?買い増すべき?
株式相場に調整が入っている現在、「金や銀」といった貴金属に投資をする是非と分析について、実際に貴金属を扱うことが多い相続特化FPが寄稿します。 本記事執筆現在、株式相場にとって「騒がしい」時期が続いています。2024年8月5日から6日にかけて、日... -
1000万円越えの資産を守れ!ペイオフ対策に使える元本保証の預け先
【ペイオフ対策に使える資産の預け先】 1,000万円を超える余剰資金をお持ちの方にとって、ペイオフ対策は非常に重要です。 銀行の倒産に備えて複数の銀行に分散して預金されている方も多いことでしょう。 しかし、複数の銀行口座を持つには管理の手間がか... -
ドル円相場の動きを振り返り、2024年終盤を予想
ここ数年のドル円相場は、おおむねドル高円安の動きが続いて来ましたが、7月終盤から急激な円高ドル安場面が見られました。今後のドル円相場は、日米の経済指標、金融政策を巡る動きを織り込むことになるでしょう。今回は、ドル円相場の過去の推移を... -
有事に強いとされるスイスフランの動きを振り返り、今後を予想
今回は、有事に強いとされる通貨・スイスフランの動きを取り上げたいと思います。ユーロ相場や新興国通貨に不透明感が出ているなかで、「安全通貨」と位置付けられるスイスフランには資金が流入しやすい場面になっていると思われます。今回は、スイ... -
NYダウの動きを振り返り、2024年終盤を予想
NYダウは、2024年7月に史上最高値を更新しましたが、7月末から見られた下落は急速なものでした(8月8日執筆時点)。今回はこの背景について述べた後、これまでの動き(季節的な傾向を含めて)を振り返り、2024年終盤のNYダウの動きについて予想しまし... -
高成長が期待されるインドの通貨、株価指数の動き
今回は、高い成長期待が持たれている国・インドの通貨ルピーの動きと主要株価指数であるSENSEXの動きを取り上げたいと思います。 足元では、総選挙を終えてモディ政権が3期目に入ることから、今後の政策に市場の注目が集まりやすいでしょう。また、... -
コロナショックを正しく捉える!パーセンテージで見る株価の変化
【2つの視点からコロナショックの下落を正しく理解する】 2020年3月。コロナショックによる株価の急落は、世界中の投資家に大きな衝撃を与えました。 突然の暴落でパニックになり、保有していた株式や投資信託を売却してしまった方もおられるでしょう。 一... -
政策保有株式ならではの情報非対称
2023年8月に「政策保有株式って何?」を書かせていただきました。 政策保有株式は、持ち合い株式とも言われる、1960年代頃から広まった日本独特の株式保有の仕組みです。 企業間で相互に株式を持ち合う場合が多いですが、どちらか一方の企業だけが他社の株...