仮想通貨の特徴やメリットデメリットを紹介!365日いつでも始められる投資

安く買って高く売るといった基本的な取引が行えながらも、新しい技術で投資をできるのが仮想通貨です。

ビットコインやイーサリアムなど無数に存在する銘柄から投資対象を選ぶことができ、取引も365日24時間可能となっています。

ブロックチェーンなど新しい技術が採用される投資ではありますが、値動きの激しさに注目が集まることもあり、過去には一瞬にして資金を失った人や億り人といった言葉を生み出したこともあります。

小額から大金の利益を狙う人、新しい技術に着目して投資を行う人、他の投資のリスクヘッジとして保有する人など様々な目的の人が集まる投資です。

今回は仮想通貨の特徴やメリットデメリットを紹介していきます。

目次

仮想通貨とは?

仮想通貨はデジタル上に存在する通貨です。

ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコインなど様々な銘柄が存在し、ブロックチェーンと呼ばれる技術を用いて稼働しています。

基本的な投資や取引については他の投資と同様に、安く買って高く売るといった取引ができます。

他には保有する仮想通貨を預けるだけで金利報酬が受け取れる、他の投資では珍しい投資方法も存在します。

まずは、仮想通貨が持つ特徴を紹介していきましょう。

仮想通貨は大きく2種類に別けられる

現在仮想通貨は1万種類以上存在し、日々新たな仮想通貨が開発されたり、廃止される仮想通貨も存在します。

全ての種類を把握できないほど存在していますが、仮想通貨は大きく2種類に別けられます。

それはビットコインとアルトコインです。

ビットコインはその名の通り、一番最初に開発されたビットコインのことです。

アルトコインとはビットコイン以外の仮想通貨の総称であり、イーサリアム、リップル、ドージコイン、ライトコインなどが該当します。

仮想通貨市場全体の動向が紹介される時には、アルトコインがよく使われるので、特定の銘柄ではなく総称ということを覚えておきましょう。

ブロックチェーンによって分散型の仕組みを採用

仮想通貨にはブロックチェーンと呼ばれる技術が採用されています。

ブロックチェーンは仮想通貨の取引の記録や管理などを行うシステムで、取引の記録がブロックに格納され、過去の取引からチェーンで繋がれる様子からこの名が付きました。

既存の金融では銀行などの管理者によってお金の送金が行えますが、ブロックチェーンは管理者不在による非中央集権的な仕組みで稼働し、取引の透明性が高く改ざんや不正利用の防止に強いと言われています。

365日24時間取引が可能

ブロックチェーンが管理者不在で取引が成立し、自動的に稼働することから仮想通貨は365日24時間取引可能な投資です。

株式であれば平日の9時から15時のみ、FXであれば平日のみしか取引ができない制限がありますが、仮想通貨はいつでも自由に取引ができます。

ただし、仮想通貨を取扱う取引所のメンテナンスや仮想通貨のブロックチェーンがアップデートを行う際には、取引ができない時間帯が発生することもあります。

他の投資よりも取引できる時間が長いことから、仮想通貨を投資先として選ぶ人も存在します。

個人のウォレットでも管理ができる

仮想通貨は基本的にウォレットと呼ばれる、デジタル上の財布で管理を行います。

取引所を利用すると取引所内のウォレットで管理されますが、個人で仮想通貨のウォレットを用意して管理ができます。

個人のウォレットでは、パスワードなどウォレット管理に必要な情報を紛失してしまうと、二度と仮想通貨を取り出せない事態が発生することもあるため、取扱いには注意が必要です。

しかし、個人のウォレットを使えば、ブロックチェーン上で稼働するDEX(分散型取引所)にアクセスして、中央集権型の取引所を使わなくても取引が行えたりします。

仮想通貨のメリットを紹介

仮想通貨には他の投資には無い魅力がたくさんあります。

代表的なメリットを紹介していきます。

価格変動が激しく大きく稼ぐことが可能

仮想通貨は1日だけでも大きく値が動くことで有名です。

一番メジャーなビットコインでも1日で100万円近く動くこともあり、マイナーな仮想通貨の場合なら1日で価格が2倍~3倍に動くこともあり得ます。

価格の値動きが大きいことから、上手く取引ができれば資金を一瞬で2倍以上に増やすこともでき、他の投資と比べても短時間で大きな利益を手にすることが可能です。

特に、ビットコインの価格が安かった早期に目を付けた人は莫大な利益を手に入れており、億以上の資産を築いたことから億り人と呼ばれたこともあります。

たくさんの銘柄から投資対象を選べる

仮想通貨は無数に種類が存在し、自由に投資先を選んで取引ができます。

ビットコインやイーサリアムのようにメジャーな仮想通貨なら、値動きが激しい中でも比較的安定した投資が行えます。

逆にアルトコインの中でもマイナーな、柴犬コインやステラやネムといった取引量の少ない銘柄を選べば、注目を浴びて価格が上がった際には大きな利益を手にすることも可能です。

銘柄の選び方で様々な投資が行えるメリットを仮想通貨は持っています。

仮想通貨を通して新しい技術やゲームに触れられる

仮想通貨は単なるデジタル通貨としての役割以外に、新たな技術やゲームなどをセットにして開発されたものもあります。

例えば、DeFiと呼ばれる分散型金融では管理者不在で稼働する分散型取引所のDEXが生まれ、DEXが独自に発行する仮想通貨としてUniswapやPancakeが人気を集めました。

他にもブロックチェーンを用いて開発されたゲームもあり、ゲームをプレイした報酬として仮想通貨を受け取ることができます。

役割としては通貨として発行されますが、ブロックチェーンを用いて新たな技術と共に仮想通貨は真価を続けています。

従来の投資には無い新しい投資ができる

投資と言えば安く買って売る、もうしくは高く売って安く買い戻すといった、差額を得る取引が基本です。

株式には配当金、FXにはスワップポイントといった、銘柄を保有し続けるだけで得られる利益も存在しますが、そこまで大きな利益にならないことがほとんどです。

しかし、仮想通貨の場合にはステーキングやファーミングと呼ばれる、仮想通貨を預けるだけで利益を得られる投資が存在し、年利5%や10%といった高い利回りが設定されています。

特にDEXを用いたファーミングと呼ばれる運用については、年利が100%を超えるものもあり、従来には無い新しい投資を行うことも可能です。

単に売り買いを行うだけではなく、仮想通貨は新しい投資を行うことで利益を得ることもできるのです。

仮想通貨のデメリットを紹介

魅力的なメリット多くある仮想通貨ですが、同様にデメリットも存在します。

投資を行うためにはリスクもしっかりと把握しておく必要があるため、デメリットもしっかり抑えておきましょう。

価格変動が激しく損失リスクが大きい

仮想通貨の価格変動の大きさは、利益を得られる反面損失リスクが高いことでもあります。

価格上昇のスピードも早ければ下落も早く、2021年11月には1枚のビットコインが700万円近くの価格がありましたが、2022年1月には390万円近くまで下がったのです。

3か月で300万円近く価格を下げており、もし11月に700万円で1枚のビットコインを買っていたら、1月には390万円で300万円近く損を出していたことになります。

さらに価格上昇に比べて下落のスピードは早いため、数日にて大きな損失を出してしまうため、価格変動による損失リスクはしっかりと対策を行わなければなりません。

ハッキングのリスクがある

仮想通貨自体はブロックチェーンで稼働するためセキュリティ上のハッキングリスクは低いのですが、取引所や個人が管理するウォレットは時にハッキングによる被害に遭う可能性があります。

個人のウォレットであれば偽サイトに接続することでウォレットの中身を盗まれて、資産を失ってしまう恐れがあります。

仮想通貨取引所については過去に多額の資金を盗まれたこともあり、日本では2014年にマウントゴックス社が約470億円、2018年にはコインチェックが約580億円分の仮想通貨を流出させました。

個人と取引所、どちらのハッキングも管理体制についての甘さが原因にあり、仮想通貨を取扱う上では管理をしっかりと行わなければならないのです。

税金が高い

株式とFXは租税特別法措置によって利益に対する税率が20%に設定されていますが、仮想通貨は雑所得に分類されるため最大55%の税率が課されることがあります。

他の投資では利益に対して20%の税率しか掛からないのに対し、仮想通貨は最大55%と大幅な税率が掛かるため、大きな利益を得たとしてもかなりの額を税金に差し引かれてしまいます。

さらに、FXでは損失を翌年以降に繰り越すことができますが、仮想通貨は繰り越すことができません。

一応仮想通貨の税金面における改善は進む方向にありますが、現状では高すぎる税金が設定されていることは覚えておきましょう。

価格変動の大きさだけではなく技術面でも魅力ある投資

以上が仮想通貨についての紹介となります。

仮想通貨には、他の投資にはない価格変動の激しさや新たな投資の仕組みといった様々な魅力があります。

ただし魅力の反面には、価格変動の激しさは大きなリスクがあるため、しっかりとした損失対策が必要になるでしょう。

他の投資に比べると新しい投資であり、今後も新たな銘柄や技術が生まれてくるため、大きな利益を狙いたい人にとってはおすすめの投資です。

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この記事を書いた人

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